【画期的サイドミラーの開発!】
【画期的サイドミラーの開発!】
最近、後ろに
大きな積載物を乗せた軽トラック
を運転する事になった。
何気なくハンドルを握ったが、
普通車にしか乗ってこなかった私にとって、
後ろに大きな積載物を乗せた軽トラに、
と~んでもない恐怖!
がある事など知る由もなかった。
大型トラックには危険防止の為、
助手席側に複数のサイドミラーが、
ついているのをよく目にするが、
軽トラとかには、
そうした複数サイドミラーに
お目にかかった事がほとんどない。
右折は普通に目視して、
何の問題もなく曲がれるのだが、
大きな積載物を積んでいると、
左に曲がる時、
と~んでもない恐怖!
がある。
後ろの荷物のせいで、
左後方からくる人、自転車等が、
まったく見えないのだ!
驚愕!!! 見えない事の恐ろしさ。
目をつぶって、ハンドルを握り、
左折する事を想像して欲しい。
コココッ怖い!でしょう?
全神経を集中して恐る恐る左にハンドルを切る。
誰も来ない事を、神に祈りながら
ゆっくり曲がる!
何も起こらなかった時は、ふ~と息をつき、
神に感謝するが・・・、
何度、
人、走り去る自転車に肝を冷やした事か!
運を天に任せる感じだ。
これが、巻き込み事故の恐怖か!
尋常じゃないくらい疲れる。
1日運転して帰って、精神的疲労で
風呂で溺死しそうになる事、度々(笑)
「こんな事じゃいけない!」
このままじゃあ、
神経参っちゃうか、事故するか二択。
どちらの選択もしたくない!
そこで、
本格的に、サイドミラーについて、
研究した。グーグル先生にお願いしながら。
そして、
数々の候補を見つけては、
【検証】してみた。
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【検証_000】
「曲がる角度の工夫⇒大きく曲がって、
左が見えるようにする」
≪結果≫
あまり大きく曲がると後ろの車に迷惑だし、
たまに後ろの車に左に差し込まれる事もあり、
危険!
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【検証_001】サイド・サブミラー
001_「よく分からない。鏡が
ちっちゃすぎて、見えな~い!?(笑)」
-----------------------------------------------------------------------------【検証_002】サイド補助ミラー
002_「しっかり取り付けても、
強風で飛ばされそうになった!」
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大型トラックのように、本格的に
改造するわけにもいかないし、
改造するとしても、かなりお金も
時間もかかりそうだし、
なかなかいいアイデアが浮かばなかった。
命がけの左折をしながら、
答の見えない悶悶とした日々が
何日か続いた。
毎日、くたくただった。
本当に、くたくた、ぼろぼろだった。
ところが、
ある日、突然。
“神の声!”
“運転席からは、見えないが、
助手席からなら、見えるやろ!”
ほんと聞こえた!
ハッと思いついて、
100円均一ショップで、
デカミラー(大は小を兼ねるとばかり)と
伸びる靴ひも(ミラーを縛り付ける為)×2
を購入。合計 324円。
そして、
助手席のサンバイザーをうまく活用して、
・・・
・・・
・・・
ででででで、できたー!
見る時に、少し体動かし工夫すると、
ほぼ全角度、視界良好!
見える!
かんど~う!
これで、あの見えない恐怖、
過度の緊張による疲労から、
解放されたーーーー。
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※その時、
ソクラテスと、ある若者の逸話=
『欲しいものを手に入れるには?』
を思い出した。
ある日、
若者がソクラテスにこう尋ねた。
「私は知恵が欲しいのです。
どうしたら色々なアイデアが、
生まれてくるようになるのでしょうか?」
と聞かれたソクラテスは、
若者を川に連れて行き、
突然、
若者の頭を川の水の中に押し入れた。
若者は必死にもがいた。
ソクラテスは、苦しむ若者の姿を見て
ようやく手を離した。
そして、
ソクラテスは、こう尋ねた。
『今、きみは、一番何が欲しかったかね?』
若者は 「もちろん空気です!」 と答えた。
ソクラテスは大きく頷いて、
『今、きみが水の中で必死で
空気を欲したように、それと同じくらい、
"知恵を欲してごらんなさい!"
きみは、英知を得るはずだ。』
と言ったそうだ。
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ほんと私なりに、もがいた。苦しんだ結果。
お陰様で、あの全く見えない恐怖から
救われた。
体をうまく動かして見れば、
ほとんど死角激減かと思われます。
しかし、過信せず、
慎重に安全運転を続けて行くつもりです。
『求めよ!さらば与えられん。』
※最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。